Python 100Days Challenge Day9
Pythonにおける関数の定義と呼び出しについて学んでいく。
defキーワードを使った関数の定義
Pythonでは他の言語にありがちなfunction
やfunc
ではなく、def
キーワードを使って定義する。
関数には引数を渡すことができて、結果を返すためにreturn
キーワードを使う。
では、定義した関数を呼び出すコードを書いてみる。
書くコード
- 商品の単価と数量から合計金額を計算する
- parameters
- price_per_item: 商品の単価(float)
- quantity: 商品の数量(int)
- return
- float: 合計金額
- parameters
- 商品単価と数量を定義する
- 商品の単価と数量から合計金額を計算する関数を呼び出す
# 商品の合計金額を計算する
def calculate_total_price(price_per_item, quantity):
total_price = price_per_item * quantity
return total_price
# 商品の単価と数量を定義する
item_price = 150.0 # 商品の単価
item_quantity = 3 # 商品の数量
# 関数を呼び出して結果を取得する
total = calculate_total_price(item_price, item_quantity)
# 結果
print(f"合計金額は: {total}円です")
> 合計金額は: 450.0円です
引数と戻り値の扱い方
関数には複数の引数(parameter, argument)を渡すことができ、戻り値(return value)を使って関数の実行結果を呼び出し元に返すことができる。
引数(parameter, argument)は関数で定義する変数のこと。関数やメソッドなどとやりとりするための特別な変数。とりあえずはこれだけ覚えておけばいい。
(仮引数とか実引数とか紛らわしい名前あるけど無視してOK)
いや、一応記載しておく。
- 仮引数(parameter):関数を定義するときに使われる「変数」
- 実引数(argument):関数を呼び出すときに渡す「具体的な値」
例えば、「ジムの体組成計で体内の数値を調べる」というケースで考える。
筋肉量が70kgだとすると…
筋肉量という項目はparameter、体重の数値70はargument、と理解すればOK。
サンプルコードも書いておきますか。
def measure_body_composition(muscle_mass):
# muscle_massはparameter
print(f"私の筋肉量は{muscle_mass}kgです。")
# argumentとして70を渡す
measure_body_composition(70)
> 私の筋肉量は70kgです。
初学者に引数の概念を教えるならこれが一番わかりやすい(気がする)。
Memo on programming by Tomo.