Python 100Days Challenge Day12
Pythonにおけるforeach文、実はfor文がその役割を担っているので補足記事となる。
phpと書き方を比較してみる。
for文についてはこちら。
foreachの機能を担うfor文
# 基本構文
for 出力対象 in 反復対象(リストやシーケンス):
# 出力対象に対して行いたい処理を書く
基本構文を踏まえて下記コードを解説すると、果物のリスト(fruits)から1つずつ果物(fruit)を取り出し、取り出した果物を出力する、これがPythonにおけるfor文。
# リストの要素を出力する
fruits = ['apple', 'banana', 'cherry'] # 果物のリストを定義
for fruit in fruits: # 各果物(fruit)を順番に取り出す
print(fruits) # # 各果物(fruit)を順番に出力
>
['apple', 'banana', 'cherry']
['apple', 'banana', 'cherry']
['apple', 'banana', 'cherry']
phpと書き方を比較する
phpではfor文とforeach文は別物。
まずはfor文。
これは決まった回数だけ繰り返し処理をするために使うやり方。繰り返す回数も自分で指定する。
# phpの書き方
for (初期化; 条件; 更新) {
# 実行するコード
}
$i = 0;
:初期化部分- ループを始めるとき一度だけ実行される値
$i < 10;
:条件部分- ループが続く条件を定義
- この書き方は
$i
が10未満である間ループを続ける、という意味になる
$i++
:増加部分(++で何となく予想はできるはず)- ループが1回実行されるごとに行われる
関数の中に取り出した各要素に対して実行する処理を書く
0から9までの数字を順番に表示したい場合はこう書く。
for ($i = 0; $i < 10; $i++) {
echo $i . "\n";
}
> 0123456789
つづいて、foreach文。
これはプログラムでリストや配列の中にある複数の値を1つずつ取り出して処理するときに使う方法。
# phpの書き方
foreach ($配列 as $値) {
# 実行するコード
}
$配列
:複数の値を持っているリストや配列のこと$値
:配列の中から順番に取り出される各要素
関数の中に取り出した各要素に対して実行する処理を書く
// 友達の名前が入った配列を作成
$friends = ['Avigail', 'Bob', 'Calvin'];
// foreach文を使って配列の要素を1つずつ取り出して処理する
foreach ($friends as $name) {
echo $name . "\n";
}
>
Avigail
Bob
Calvin
Memo on programming by Tomo.